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前川國男さん自邸

昨日、花小金井まで打合せにいってきました。
建て替えか住み替えの予定のクライアンントさんなのですが、
まだ、設計者を選定中の方なので、どうなるのか?
縁あって、依頼して頂ければうれしいのですが、、、

 

せっかく花小金井まできたので、江戸東京建物園にちょこっと寄ってきました。

 

すいません。あなどってました。

 

ココ、けっこう面白いですよ。

 

新築をご予定のかた、建築勉強してるかた(住宅系)は、おすすめのスポットです。

 

いっぱい住宅があってハウスメーカーの住宅展示場なんかよりずっと為になります。

 

その移築された住宅のひとつで建築家の自邸がありまして、それをちょっと紹介します。

R0011763 建築家 前川國男さんの自邸です。

 

コルビュジェのお弟子さんだった人です。

 

 

 

 

 

 

 

R0011762 建物全景ですが、南側?から見ると切妻屋根のシンプルな外観で左右対称(シンメトリー)でなかなか落ち着いた感じです。ただちょっとボリューム感(圧迫感)があるなと思いました。

 

R0011764 こちらは北側?玄関へのアプローチ部分です。
装飾はほとんどなく、とてもシンプルです。リビング側の開口部となんとなく来客や帰ってくる家族の気配が感じられるようにたぶん配慮した大谷石のそで壁の高さと長さの設定がいい!

 

玄関ドアは内開きになってました。
建築家の宮脇さんの本にも書いてありましたが、玄関ドアは内開きのほうが良いって、体験するととてもわかりますね。(ただ、靴置場は考慮しとかないとね、、)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

R0011766 R0011767

 

外から見た感じよりも内部の居間は広いはずなのに、よくあるだだっぴろい感じではなく、落ち着きのある広さで、さすがっと思いました。

 

天井高さの操作の仕方もとても参考になりました。

 

 

 

 

 

仕事部屋も別室にあり、当時の写真が飾ってあって(仕事中の風景)ここで設計の作業もしていたとのことで、使っていた建物そのものが見学できるってすごいとあらためて思いました。

 

 

 

ほかにも興味深い住宅がいっぱいあったのですが、時間がなく流し見で帰らざるをえませんでした。残念、、、

 

また今度、時間をとって来たいと思います。

 

※ボランティアの方々が各建物について説明してくれるのですが、知識がすごいです。建築しらなくてもおもしろいので ぜひみなさん遊びにいってみてくださいね。

 

 

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